スマホで上手に写真を撮るコツ! 第3回:明るさを気にしてみる 【初心者に楽しく写真を撮ってもらうシリーズ】

雑記
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キレイな青空を撮りたいのに、なんだか白っぽくなる!

薄暗い落ち着いたカフェのご飯を撮りたいけど暗い!

そんなときは、スマホで明るさを調節してみましょう!

 

こんにちは!

カメラ趣味を中心に記事を更新しているke_goです!
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インスタの投稿数が700を超えました!

 

今回は、写真を撮るときの明るさ調整について

自分なりに考えたことを整理してお伝えします。

明るさを変えるだけ?と思う方も、

そんな使い方があったのか!と思ってもらえるはずですので、

ぜひ読んでもらえると嬉しいです!

 

 

1、まずは明るさの変え方から

それでは、スマホのカメラで明るさの調節をしてみましょう。

私の持っているASUS Zemnfone5Z で試してみます。

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まずはカメラを起動して、撮りたいところをタップします。

お日様みたいなマーク(*←こんなの)が出てくるので、

これを上にスワイプすると、、、

明るくなりました! 眩しい。

 

逆に下へスワイプすると、、、

暗くなりました!意外とはっきり写ります。

 

スマホによっては、

「EV」というボタンでも、明るさを調節することができます。

私のZenfone5の場合は

Proモードに切り替えると「EV」が表示されます。

数字の意味は下記の通りです。

<暗い> -2 → → <中間> 0 →  → +2 <明るい>

マイナスが暗くて、プラスが明るい、0 はその真ん中です。

 

なので、EVをプラスにすると、、、

明るくなりました!

 

マイナスにすると、、、

暗くなりました!

 

これで明るさの調整の仕方は分かりましたね!

それでは、次の項目から、

どんなふうに明るさ調整を使うかを書いていきます!

 

2、空を青く、植物を緑に見せる

まずはこの写真をご覧ください。

山の上から空と町を撮った一枚ですが、

なんとなく白っぽい、ボヤッとした感じになっています。

 

そこで、明るさを暗く調整してみます。

すると、、、

空や海の青色と植物の緑色が濃くなり、

町の建物も陰影がくっきりついて、引き締まった雰囲気になりました!

イメージとしては、暗くするというよりも、

白すぎた部分を調整してあげる感じです。

 

写真を撮る時・撮った後に、

色が薄く・白っぽく見えた時は、

少し暗く調節してみてください。

 

ちょっとの操作で、

いまいちに感じた一枚が、素晴らしい一枚になりますよ!

 

ちなみに、撮るときに明るく調整しすぎ

真っ白けになってしまった部分は、

後から暗く調整しても復活しませんのでご注意ください。

 

3、暗いカフェでご飯を明るく撮る

私は嫁さんと一緒によくカフェへ行くのですが、

照明を抑えめにして、落ち着く雰囲気にしているカフェって多いですよね。

そこで撮った一枚がこちら。

若干、ソフトクリームの白がくすんだ感じになっています。

いい雰囲気のある暗さというよりは、

なんだか天気が悪いような暗さになってしまっています。。。

 

そこで!明るくなるように調整してみました!

先ほどよりも、バニラソフトの白さがはっきりしました!

特に食べ物の写真が暗い印象だと、

あまり美味しそうには見えないので、

明るめに撮ってみるのが吉です!

 

そして、こちらもイメージとしては、明るくするというよりも、

黒すぎた部分を調節してあげる感じです。

 

ちょっとの調整で、

美味しそうなご飯の思い出を上手に残すことができます!

 

4、めちゃくちゃ暗いときの解決法

さて、明るすぎる時は、

暗く調節してあげれば良いのですが、

暗すぎる時に明るく調節しようとすると、

別の問題が出てきます。

めちゃくちゃブレるんです。

例えば夜景を撮ろうとした時に、、、

明るく調節して撮ったんですが、

グニャんとブレてしまいました。

細かい仕組みはひとまず置いておいて、

対策は2つあります。

[1]スマホを置いたり、三脚に取り付けて動かさない。
(そして、タイマーを使うか、リモコンでシャッターを押す。)

[2]ブレないギリギリまで暗く調節して撮り、後で明るくする。

 

[1]は、スマホを立てかけて固定する台などや、三脚が必要になりますが、

暗いところでも、安定してブレない写真を取れます。

ただし、強い風などで土台や三脚が揺れてしまう時や、

被写体が動く場合はブレてしまいます。

(SS(シャッタースピード)が関係しますが、
これは最後におまけで詳しく書きます。)

 

[2]は、わざと暗く調節して撮ることで、

ブレにくさを優先して撮ることができます。

(これもSS(シャッタースピード)が関係するのですが、
最後におまけで詳しく書きます。)

そして、写真を撮った後で明るく編集してちょうどよく仕上げる、

という作戦です。

 

ただし、ただでさえ暗い場所で、さらに暗く調整して撮ると、

どうしても真っ黒に塗り潰れてしまう部分が多くなってしまいます。

 

真っ黒に塗りつぶれてしまった部分は、

後でどれだけ明るく調整しても復活しません、、、

このため、真っ黒になってしまう部分が

なるべく少なくなるように、明るさ調整を狙う必要があります。

 

少しテクニカルな方法ですが、

状況によって有効な手段になりますので、

何度か試してみて損はありません!

 

5、明るさ調節は「撮る時」がオススメ

 

明るさ調整は、撮るその時に調整して撮るのが圧倒的にオススメです。

大きな理由は以下の通りです。

・明るくしすぎ、暗くしすぎに気づき、復活不可能な失敗を防ぐ。

・その場で肉眼で見て感じた雰囲気を写真に撮りやすい。

・後で調整しよう、からのお蔵入りコンボを防ぐ。

 

1番の理由は、明るくしすぎ、暗くしすぎによる失敗を防ぐことです。

写真に少しでも色の情報が残っていれば、

後から明るさ調整で救える可能性がありますが、

真っ黒くろすけや真っ白けは、

どうあがいても復活できません。

なので、写真を撮るその時に明るさを調節して、

写真全体を確認してからシャッターを押す方が良いです。

 

また、写真を撮る時に自分が感じている明るさや色味に

近づけた写真を撮れることも大きな理由です。

 

人間の目は、暗いところでカメラよりもよく見えますし、

カメラの処理によって、

肉眼で見るのと色が変わって見えることがよくあります。

 

なので、写真を撮るその時に明るさを調節して、

自分が感じた、撮りたい明るさで撮ることが、

良い写真を撮れる一つの要素になります!

 

そして、「後から明るさ調整しよう・編集しよう」は、

かなりの高確率でそのままお蔵入りコースになりがちです。(私だけ、、、?)

後からの編集の手間をなくすためにも、

撮るその時に明るさ調整をやったほうが格段に楽です!

 

 

ここまでで、「写真を撮る時の明るさ調整について」お伝えしました。

 

少しでも、この記事を読んでくれた方の助けになれれば嬉しいです!

 

また、他にも色々なジャンルで記事を書いていますので、

よければそちらも読んでもらえると嬉しいです。

読んでいただきありがとうございました。

 

<おまけ:SS(シャッタースピード)について>

「初心者に、難しいことは抜きで、楽しく写真を撮ってほしい!」

が趣旨の記事ですので、ちょっと難しい話はおまけにしました。

 

さて、暗すぎる場所で撮影するお話で出てきた、

SS(シャッタースピード)についてです。

 

SS(シャッタースピード)は、

「カメラのシャッターを開けている時間」のことです。

1/60秒、1/30秒、1秒、2秒、、、のように調節できます。

 

カメラのシャッターを開ける時間が長い、

つまりSS(シャッタースピード)が大きいと

光を長く受け取ることができて、明るく写ります。

 

そして、シャッターを開けている間にカメラや被写体が動くと、

動いた光をそのまま写してしまうので、残像が残ります。

つまり、ブレます。

 

試しに、わざとシャッタースピードを大きくして、

残像を発生させて遊んだ写真がこちらです。(3秒とか5秒とかです)

バスのライトが光の線のように残像になっています。

 

また、水の流れをシャッタースピードを大きくして撮ると、

下の写真のようになります。(多分1秒ぐらい)

水の流れが数秒分つながって写り、

細い線のようになっています。

 

逆に、シャッターを開ける時間が短い、

つまりSS(シャッタースピード)が小さいと、

光を受け取る時間が短いので、暗く写ります。

 

しかし、光を受け取る時間が短い、一瞬であるほど、

その一瞬の光だけを記録するので、ブレなくなります。

シャッタースピードを小さくして撮った滝の流れの写真を載せます。

(1/500秒か1/750秒くらいです)

流れるその一瞬を写真に収めて、

まるで凍ったような質感の水を映しています。

 

こんなふうに、シャッタースピードのことを理解しておくと、

ブレさせないようにシャッタースピードを小さくしておいて、

暗く写った写真を後から明るく加工してなんとかする、

というような作戦を思いつけたりします!

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それでは、おまけまで読んでくださり、

本当にありがとうございました!

 

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